BUBU × AMESHA WORLD
“BUBU×アメ車ワールド” 2018年モデル ダッジ チャレンジャー R/T シェイカー

まるで米軍車両のような雰囲気を発するF8グリーン&シェイカー装着車

“BUBU×アメ車ワールド” 2018年モデル ダッジ チャレンジャー R/T シェイカー

ヘリテージモデルとして時間が経つほど価値が上がる可能性あり

文/石山 英次写真/古閑 章郎

人生を共に歩む優れた道具にもなる

すでに当たり前の存在と化しているダッジ チャレンジャーだが、今改めてチャレンジャーの魅力とは何か? を問えば、1970年代のクラシックなデザインと現代テクノロジーを融合させた車両ということに尽きる。

チャレンジャーは1970、1971年のデザインをオマージュしつつ現代的なサイズ感で設計され、見事、マッスルカーとしての存在感とオーラを放つ。そしてそれが唯一無二の魅力を発揮している。

くわえてV8エンジンと豊富なバリエーションを持ち、古き良きスタイルを存分に味わうことができる=人生を共に歩む優れた道具にもなる。だが。チャレンジャーはすでに生産終了しているから、当然、入手するチャンスがどんどん減っていく。

車両イメージ2019年型チャレンジャー R/T シェイカー。走行約1.5万キロのBCD認定中古車。
車両イメージチャレンジャーの中でもアイコニックなカラーリングかつシブさと重厚感を備えたF8グリーンをまとっている。まるで米軍車両のような雰囲気もある。

「2023年で生産終了していますので市場にある個体数は減る一方です。ですから、弊社では今個体を集めるのに必死です。余談ですが、世界的な争奪戦が行われているとも言われ、一部では日本にある良質な個体が海外へ買い戻される逆転現象が起きているほどです。ですから、中古車価格が下がることは今のところ、ほとんど期待できない状態です」とBUBU横浜店スタッフ。

空冷ポルシェやその他有名どころの旧車がそうであるように、「二度と作られない象徴的なモデル」は時間が経つほど価値が上がり、今この瞬間の価格が、将来振り返った時に「あの時はまだ安かったのか」と言われる分岐点となる場合があるが、チャレンジャーにもそういう時期が必ずあり、それが今である可能性すらある。

ちなみに、なぜ人気が高いのか。特に本国アメリカでは、それが希少性の高い純粋なV8マッスルカーの消滅であったから。

2024年以降に登場した新型モデルはEVであり、従来のV8エンジン特有のフィーリングや咆哮を求めるファンが中古車市場に殺到=状態の良いガソリンエンジン車を求め需要が増える=高値安定の理由。

もう一つ。2008年に登場したダッジ チャレンジャー登場自体が奇跡の産物だった。だからもう二度と復活することはない=まさに歴史的なヘリテージモデルという認識が付加されたこと。

車両イメージ搭載されるエンジンは5.7リッターV8で372hpを発生させる。V8重低音サウンドが魅力。
車両イメージいわゆるシェイカーフードだが、ヘリテージモデルとしての風情を感じたいなら絶対欲しいアイテム。
車両イメージコンディションの良い純正ホイール。グリーンのボディにブラックのホイールがよく似合う。

2000年代半ば、アメリカでは往年の名車を現代風にアレンジして復活させるレトロモダン的な車両が一大ブームになった。フォード サンダーバードに始まりPTクルーザー、フォード GT、クライスラー 300、ダッジ チャージャー、フォード マスタング、シボレー カマロ etc

そんな中で、当時クライスラーはメルセデスベンツとの提携により優れたFRプラットフォームを持っており、その時点ですでに成功していたダッジ チャージャーやクライスラー 300のベースを流用することを検討。

また、2000年代初頭にダッジがHEMIエンジンという伝説的な名前を復活させたことも背景としてあり、強力なV8エンジンを積むに相応しいブランドを象徴するモデルが必要になった。

そして、すでに登場しているライバル(マスタング)に対抗するためのモデル、かつファンの熱望、プラス技術的な土台の全てが揃ったことで伝説のマッスルカーが復活=何か一つでもタイミングが狂っていれば登場すらしていなかった可能性が高い=アメリカでは2008年から2023年まで売られたこと自体も奇跡とも言われている。

車両イメージ5.7Lでも6.4Lでも基本的な印象は変わらないインテリア。この個体のインテリアは非常にクリーンな状態である。
車両イメージ組み合わされるミッションは8速AT。
車両イメージステアリング裏にはパドルシフトが装備されている。

ちなみに、アメリカでも絶大なる人気を誇り、ライバルたるマスタングやカマロを抑えて販売台数1位を記録することもあったチャレンジャーが生産終了に追い込まれた理由は「排ガス規制」と「CAFE(企業平均燃費)」によるもの。そしてステランティス自体の電動化戦略に伴い、次世代EVや効率の高い直6エンジンへのシフトに至っている。

ステランティス的には、規制に合わせて牙が抜かれたV8を積むくらいなら最高の状態でガソリンエンジン車の歴史に幕を閉じ、まったく新しい電動マッスルカーへ挑戦することを選んだわけだが、この「売れているのに止める」という決断が、ダッジ チャレンジャーのプレミア価値を一層高める結果となっている。

というような歴史的背景とヘリテージとしての価値を知った後にチャレンジャーを見ると、これまでとはまた別の思いが湧いてくる。

取材車両は2019年型チャレンジャー R/T シェイカー。走行約1.5万キロのBCD認定中古車。ボディはチャレンジャーの中でもアイコニックなカラーリングのグリーンをベースにしており、シブさと重厚感を備えたメタリックグリーンをまとっている。

車両イメージメーター周りもシンプルかつ視認性良く5500rpmのレッドゾーンが確認できる。
車両イメージシートの状態も走行距離に応じたコンディションを確認している。

正式名称はF8グリーンといい、2018年から登場したカラーで、個人的には米軍車両を彷彿とさせる深いオリーブ系カラーであることが最大の特徴だと思っている。チャレンジャーのグリーン系と言えば、サブライムグリーンやグリーンゴーがあるが、そうしたレトロクラシックなハイインパクトカラーとは一線を画した、ちょっと大人びた、もしくは落ち着いた雰囲気がとにかくめちゃくちゃカッコイイ。

そんなF8グリーンのチャレンジャーに搭載されているエンジンは、5.7リッターV8。伝統的な5.7リッターV8ヘミは、392エンジンほどのトルク感はないが、それでもV8サウンドと日常的な扱いやすさとを兼ね備えた名機であり、低回転域からV8重低音が響く。

しかも走行約1.5万キロのBCD認定中古車であるから、中古車購入の不安が最小限に抑えられている。くわえて支払総額700万円代中盤という価格帯も、「伝説」を迎え入れるための費用としては現実的である。

「いつか欲しい」と思っているならば、数年経っても価格帯が下がらないだけに、コンディションを重視してより良いモデルがまだある時に購入すべきではないか。

車両イメージ
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