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BUBUがお届けする連載企画 “ナレッジ” | Showcase.38 「ダッジ チャレンジャー × 中島イシレリ」

第38回目はラグビーW杯2019の5試合全てに出場した日本代表プロップの「中島イシレリ」さんにご登場いただきました。

BUBUがお届けする連載企画 “ナレッジ” | Showcase.38 「ダッジ チャレンジャー × 中島イシレリ」

文/プロスタッフ写真/内藤 敬仁

2020年9月にBUBU柏店にてダッジチャレンジャーR/Tを購入

桜のジャージを背負い、ラグビーワールドカップ(以下W杯)2019の5試合全てに出場した日本代表プロップの中島イシレリ選手は、強面の見た目からは想像も出来ないほどユニークでお茶目なキャラクターでブレイク。W杯後も様々なメディアやイベントに引っ張りだことなった。

そんなイシレリ選手がBUBU柏店にてダッジ・チャレンジャーを購入したのは2020年9月のこと。そして愛車とのツーショット写真が彼のインスタグラムに掲載されるや、関係者やファンから「かっこいい~」「めっちゃ似合う」といった数多くの賛辞が寄せられた。

186cm&120kg、いかにもラガーマンらしいマッチョなボディーを誇るイシレリ氏と、アメリカンマッスルカーの代名詞とも言えるダッジチャレンジャーの組合せが似合わないはずがない。読者が感嘆したのも当然だろう。

今回はそんなイシレリ選手に、チャレンジャーを購入するに至った経緯や、愛車に対する思いを語っていただいた。

ダッジチャレンジャー購入の三ヶ月前自動車免許を取得!?

編集:今回、ダッジチャレンジャーをご購入された経緯を伺う前に、まずはこれまでの愛車遍歴を教えてください。

イシレリ:チャレンジャーが初めての愛車です。購入の三ヶ月前に普通自動車免許を取得したばかりなので(笑)。

編集:そうだったんですね。しかし、生まれて初めての愛車がV8エンジンを搭載したチャレンジャーというのは凄いですね!
愛車の購入を思い立った時からチャレンジャー一択だったのでしょうか?それとも他にも検討したモデルがあるんでしょうか?

イシレリ:チャレンジャー以外で検討したのは、フォードマスタングとシボレーカマロです。3車種とも好きなクルマなので、最初はけっこう悩みました。

編集:3車種ともアメ車、現代のマッスルカーですね。昔からアメ車がお好きだったのですか?

イシレリ:アメリカのクルマというか、スポーツカーが好きでした。子供の頃に『ワイルド・スピード(原題: The Fast and the Furious)』などのハリウッド映画を見て、速くて格好良いクルマに憧れたのがきっかけです。

車両イメージ”中島イシレリ”と愛車「ダッジ・チャレンジャー」

編集:なるほど。ワイルドスピードシリーズでは、初期にはスープラやGT-Rといった日本のスポーツカーが目立っていましたが、主役級のドムがチャージャーやチャレンジャーに乗っていましたからね。
ところで、イシレリ選手の祖国であるトンガでは、アメ車はメジャーな存在なのでしょうか?

イシレリ:トンガを走っているクルマの99%は日本車です。それも古めの中古車ばかり。アメ車はほとんど走っていません。

編集:そうだったんですね。ということは、チャレンジャーやマスタングを実際に目にしたのは日本に来られてからですか。

イシレリ:はい。今の自宅がBUBU柏店さんの近所なので、店の前を通るたびに「格好良いなー!」と思いながら、展示場に並ぶクルマを見てました(笑)

購入の決め手はボディカラーとフロントマスク

編集:イシレリ選手が購入されたチャレンジャーは、2015年型のR/Tクラシックですが、この車両に決めた理由を教えて下さい。チャレンジャーにはイシレリ選手が購入されたR/T以外にも様々なグレードが存在します。BUBUだけでも複数の在庫車があったと思うし、中古車物件サイトなどを見れば数多くの選択肢があったと思うのですが?

イシレリ:チャレンジャーが好きな理由は顔です。購入を決めた理由は色です。光の加減で見え方が変わるボディカラーが凄く格好良い。実はもう一台、凄く気に入った車両があったのですが、そっちはマニュアルミッションだったので買えませんでした。
(※もう一台の車両について、インタビュー後にBUBU柏店の担当スタッフに確認したところ、F8グリーンのヘルキャットだったそうです)

編集:『グラナイトクリスタルメタリック』という名称のボディカラーですね。ジープにもラインナップされるクライスラー系定番のボディカラー。『Granite』は花崗岩、『Crystal』は結晶という意味ですが、粒子が粗いメタリックで、チャレンジャーのスタイルによく似合いますよね。
イシレリ選手の購入された車両は、5.7リッターV8を搭載したR/Tですが、エンジンについてはどうお考えだったのでしょう? チャレンジャーには他にも6.4リッターV8、6.2リッターV8スーパーチャージャー、3.6リッターV6を搭載したモデルも存在しますが?

イシレリ:「パワフルなV8エンジンを搭載したモデルが良いな」とは思っていましたが、これでないとダメというほどのコダワリはありませんでした。ヘルキャットは排気音も迫力があるし「凄い!」と思いましたけど、今の愛車のエンジンも十分にパワーがあるし排気音も良いし、非常に満足しています。

車両イメージダッジ・チャレンジャー R/Tクラシック

チャレンジャーは子供も大好き!

編集:イシレリ選手の様なプロスポーツ選手は少し事情が違うかもしれませんが、クルマ道楽の男性がスポーツカーを購入する際の一番の天敵は奥様の場合が多いと聞きます。イシレリ選手にはお子さんが二人いらっしゃいますし、2ドアクーペを購入する事に対して、奥様からの反発はありませんでしたか?

イシレリ:大丈夫です(笑)。家にはもう1台、家族で乗るためのミニバン(トヨタ・エスティマ)がありますから。それに、妻のお父さんがアメ車好きで、若い頃にはシボレーカマロやアストロに乗っていたそうで、妻は子供の頃からアメ車に慣れているんですよ。自宅の近所に住んでいる義父からは、愛車の購入に際して色々とアドバイスもしてもらいました。古いエーカーズ(アメ車専門誌)とか、いっぱい持ってるんですよ(笑)

編集:それは幸運でしたね。お子さんの反応はいかがでしょうか?

イシレリ:下の子はまだよく分からないみたいですが、上の子は気に入ってくれてます。「パパのクルマ、速いから乗りたい」と言ってくれます。今日もここに来る時は、妻と下の子はミニバンで同行しましたが、長男は助手席に乗ってきました。

車両イメージチャレンジャーは子供も大好き!

将来は子供に引き継ぎたい?

編集:購入後、約三ヶ月経過したわけですが、実際に所有して分かったチャレンジャーの良いところと悪いところを教えて下さい。

イシレリ:良い部分はたくさんあります。車内が広い。オーディオの音が良い。簡単にタイヤが泣くくらいパワーがある。あとはInstagramの反応が良いとか(笑)。悪い部分はとくに思いつかないんですが、ナビゲーションは欲しいですね。あとストッパー(ブレーキキャリパー)の色を変えてみたい。
このチャレンジャーは31歳にして初めて購入した人生初の愛車です。W杯に出場して、色々な目標を達成して、大好きなクルマを買った。思い入れが凄くあるし、ちょっと手放せません。将来、もし他のクルマを買うことがあっても、出来ればこのチャレンジャーは手元に置いて、将来は子供に引き継ぎたいとか、そんな夢も持ってます。

編集:チャレンジャーは全長が5メートルを超えることもあり、ライバルであるマスタングやカマロと比較すると車内空間は広いですからね。大柄なイシレリ選手にとっては、結果的にベストな選択になったと思います。
我が子に愛車を引き継がせるって、クルマ好きの夢ですよね。成長した我が子の運転する助手席に、今度は自分が乗るとか。ぜひ実現させて下さい!

車両イメージ

【プロフィール】

中島イシレリ(ナカジマ イシレリ)/プロラグビー選手

1989年7月9日、トンガ生まれ。15歳からラグビーを始め、リアホナ高卒業後に流通経大に入学。NECを経て、2015年に神戸製鋼に移籍。2018年11月のニュージーランド戦で代表デビュー。2019年のW杯ではPR転向4か月ながら日本代表のベスト8進出に大きく貢献。2020年、自身のオリジナルグッズブランド『Yeaboii』をスタート。

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BUBU MITSUOKAがお届けするスペシャルコンテンツです。
自動車に限らず、幅広い分野からジャーナリストや著名人をお招きして自動車を中心に様々な角度から
切り込んでいただく連載企画です。

今後も多数展開いたしますので、お楽しみに!毎月配信。

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