BUBU × AMESHA WORLD
“BUBU×アメ車ワールド” 2020年モデル ダッジ チャレンジャー R/T コメモラティブエディション

付加価値を持ったチャレンジャー選びに相応しい個体

“BUBU×アメ車ワールド” 2020年モデル ダッジ チャレンジャー R/T コメモラティブエディション

50周年アニバーサリーモデルはBCDならでは

文/石山 英次写真/古閑 章郎

人と被らないチャレンジャー選びに最適

2023年いっぱいで生産終了したダッジ チャレンジャーであるが、今巷で言われているのが、「中古車を買うなら付加価値モデル」である。

要するに、どうせ買うならベースモデルではなく、何かしらの特徴(付加価値)を持ったモデルが良いのでは、という意味である。

例えばヘルキャットとかレッドアイとか、6.4リッターV8スキャットパックのMT車とか、逆にV6チャレンジャーもいい。もしくはイエローとかプラムクレイジーとかサブライムグリーンのボディカラーとかetc、とにかく買えるうちにあまり人とは被らない個性あるモデルに乗っておこうという感じだろう。

で、そんな特別感のあるモデルの中でも絶対数の少なさが特徴のチャレンジャーが生誕50周年を記念したモデルである。

初代ダッジ チャレンジャーが1970年に誕生しており、それから50年後の2020年に登場した50周年記念モデル。いわゆるアニバーサリーモデルである。

車両イメージ2020年型R/Tベースの50thアニバーサーリーコメモラティブモデル。日本では数が非常に少なく、まさに一期一会的な存在と言える。
車両イメージV6からV8スーパーチャージャーのヘルキャットまでを扱うBCDにはフルラインナップのチャレンジャーが集う。50thアニバーサリーモデルもBCDならでは。

だが、同じアニバーサリーモデルでも限定モデルとそうでないモデルの二種類が存在する。前者を「50thアニバーサリー リミテッドモデル」、後者を「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」と言う。

両者の違いは、前者がシェイカーフードモデルをベースにした特別カラーの総数1960台の限定車。

一方、後者はシェイカーではないモデルをベースにした記念モデルであり、今回の取材対象車である。

より具体的に言えば、「R/T、R/T スキャットパック、R/T スキャットパック ワイドボディをベースにした特別仕様車」で、ボディカラーも「50thアニバーサリーリミテッドモデル」とは別の設定になっている。

ボディカラーはスモークショー、グラナイト、インディゴブルー、オクタンレッド、ピッチブラック、トリプルニッケル、ホワイトナックルのみ。

くわえて、サテンブラックのボンネットフード、ルーフ、リアデッキリッドで飾られ、ゴールドスクール仕上げのバッジ、20インチゴールドスクールアルミホイールが特徴である。また、50th専用インテリアも当然与えられている。

ということで、今回の取材車は、R/Tをベースにした「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」であり、ボディカラーはホワイトナックルである。

車両イメージフロントマスクに貼られるバッジ類が専用のゴールドスクールカラーになっている。
車両イメージエアスクープ内にも50thのロゴが記される。
車両イメージ50thアニバーサーリーモデル専用の20インチゴールドスクールホイール。

それにしても、こんなモデルが日本で見られるのもBCDならではと言えるだろう。

例えば他店では同じ50th記念モデルでも「アニバーサリー リミテッドモデル」を仕入れるに違いない。その方が売りやすいからだ。

というか、「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」の存在自体を知っている販売店がほとんどないかもしれない。

だが、BCDは違う。BCDは常に本国から仕入れを行っており、独自の仕入れ基準に基づいたコンディションチェックも行なっている。さらに年間を通して常にチャレンジャーにアンテナを張っていたからこそ、こうしたレアな車両の入荷が可能になるのである。

さて、取材個体であるが、2020年モデルの走行約8,000キロのセカンドライン(認定中古車)。

厳選された車両のみを取り扱うBCD車両、そして販売後はBCDの管理による定期チェックを受け、さらに事故等のないクリーンな状態の下取り個体をベースに仕上げられたセカンドライン(認定中古車)という関係性である。

もちろん、認定中古車であるから各種パーツの状態は新品同様とはいかないが(それなりの消耗があるのが中古車である)、それでも中古車として一番大切な「走る・曲がる・止まる」の基本性能はBCDにより確実に担保されているから、履歴のわからない中古車よりも圧倒的に安心感が高いというのが最大のオススメ理由である。

しかも、今回の個体は「まるでBCD車両」とも言えそうな走行距離の少なさであるから非常に安心感が高いし、レアな個体と言えるだろう。

車両イメージサテンブラックになっているボンネットフード。
車両イメージルーフからリアデッキにかけてもサテンブラックになっている。サンルーフも付く。
車両イメージブラック&ホワイトとゴールドスクールカラーが絶妙な雰囲気を醸し出す。

これまでにワイドボディベースの50周年アニバーサリーモデルを取材した経験は何度かあるが、ノーマルボディのアニバーサリーモデルは久しぶり。しかもカッコイイ。

そもそも50周年記念とは、初期モデルがデビューした1970年から50年という意味だから、クラシカルな雰囲気を発するノーマルボディベースが相応しいのではないか、と個人的には考えるし、そもそも現行型チャレンジャーは往年のチャレンジャーの復刻モデルだからノーマルボディの方がイメージに合うのではないか、と思う。

というか、正直、50周年記念モデルというのはどうでもいい(笑)ように思えた。

というのも、ホワイトナックルのボディカラーにサテンブラックのボンネットフード、ルーフ、リアデッキリッドがめちゃくちゃ似合っていて、ホイールを含めとにかくセンスがいいしカッコイイのだ。

それでいて他人と被ることはほとんどないだろうし、絶対数の少ない50th記念モデルだし・・・、非常に魅力的だろう。

くわえてR/Tである。R/Tには5.7リッターV8エンジンが搭載され、372hp@5200rpm、最大トルク400lb−ft@4400rpmを発生させる。

車両イメージ搭載される5.7リッターV8エンジンは、372hp、最大トルク400lb−ftを発生させる。
車両イメージ世の中的に5.7リッターV8を搭載するR/Tの優良個体が少ないだけに、今回の個体は非常にレアと言えるだろう。
車両イメージホワイトメーターやカーボンパネルが与えられた50thアニバーサリーモデルのインテリア。

上に6.4リッターV8や6.2リッターV8スーパーチャージャーが存在するから、パワー不足等を気にするかもしれない。

が、普通に考えれば単体で350hp以上を発生させるV8であるから不足を感じるはずがない。

もちろん、比較すれば瞬間的な加速力は若干落ちるかもしれないが、この個体に関しては他のR/Tとは一線を画する付加価値を持つだけに、十分過ぎるほど魅力的なチャレンジャーと言えるだろう。

ちなみに、チャレンジャー人気が高まって以降、日本に輸入されている個体の多くが6.4リッターV8モデルである。すなわち、いま現在市場に出回っているR/Tの優良個体は非常に少ないだけに、あえての「R/T」を望む方には最適な一台と言えるのである。

車両イメージ50th専用メーターによる演出も心憎い。個人的にはチャレンジャーに非常によく似合っていると思っている。
車両イメージ8速ATのシフト周りにもカーンボンパネルが採用される。
車両イメージ50thのロゴマーク入りシート。シートはアルカンタラ素材で、個体としての程度ももちろん良好。

付加価値を狙った中古車選びとはいえ、「安かろう悪かろう」だったり「走行距離の多い非常に不安定な状態の個体」だったりすれば、それこそチャレンジャー自体を楽しむことが不可能になってしまう。

だが、BCDのセカンドラインであれば、中古車としての素性を知っている方々が販売する認定中古車であるから全体の質が違う。

くわえてBCDならではの品揃えによる絶対数の少ないレアな個体だけに、人と被らないチャレンジャー選びを行うのにも最適な中古車なのである。

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