BUBU × AMESHA WORLD
“BUBU×アメ車ワールド” 2020 ダッジ チャレンジャー SRT ヘルキャット

ヘルキャットを入手し堪能しておくなら「今のうち」

“BUBU×アメ車ワールド” 2020 ダッジ チャレンジャー SRT ヘルキャット

あと30年は乗れるガソリンエンジン車の最後の候補車として

文/石山 英次写真/古閑 章郎

脱ガソリンエンジン車時代到来

結構な勢いでEVの話題が増えている。例えば先日アメリカで行われたデトロイトショーの出展車の6割強がEV関連という。だがそれでも今現在、アメリカにおけるEV比率は約5%、日本においては1%というから驚きである。

すなわち今後、さらなる勢いでEV関連の情報が増えていくことが予想されるし、実際に販売もされるだろう。恐らくだが、ジープやキャデラックにおいてはあと3年もすれば日本の正規ディーラーにてEV車の発売が開始されているかもしれない(もっと早いかもしれない)

くわえて、今二十歳前後の若者、もしくは今十代で数年先に免許証を取得する頃には「新車で買える外車はEVのみ」なんて時代になっているかもしれないのである(もちろん中古車は買える)。

とはいえ、これらは「ガソリンエンジン車がすぐになくなる」ということを意味しているのではなく、EVという選択肢が増える、といった程度で考えれば良いのではないかと個人的には考えている。

車両イメージ2020年型のチャレンジャーヘルキャット。約9,000キロ走行車。
車両イメージ一昔前のチャレンジャーにおいては赤系やオレンジ系の人気が高かったが、ヘルキャットに関してはブラックの人気が一番高いという。

チャレンジャーのファン層が拡大中

実際、日本では向こう30年くらいはガソリンエンジン車には乗れるだろうから、今現在50歳くらいの方なら生涯ガソリン車に乗り続けることも可能だろう。

だからあと30年、是非とも大排気量V8エンジンを維持し続けて欲しいと思っているし、そんなV8エンジン搭載車の代表格であるチャレンジャーがもっと広まって欲しいと本気で思う。

ちなみに好きなクルマランキングというのが存在するらしく調べてみた所、1位がメルセデス Gクラスで2位がジープ ラングラー、3位がマツダロードスターで4位がフィアット 500、5位がポルシェ 911で6位がチャレンジャーというからまたまた驚きである。
 
アメ車業界という狭い世界で著名なチャレンジャーが、名だたる世界の名車たちと肩を並べるなんて(笑)。くわえて思うが、上記のランキングに出ているクルマたちはある意味で「名車」ばかりであり、そもそもが古い時代のコンセプトを今なお継続して維持していたり焼き直していたり…(最近発売が開始されたフェアレディZもそうだ)。

個人的にもここに出ているクルマたちのどれに乗ってもそれなりに面白く、また稀有な体験ができると思うからマジでオススメだろう。

車両イメージ搭載されるエンジンは6.2LスーパーチャージャーV8。アメリカ史上最強パフォーマンスを放つこの量産エンジンは717hpを発生させ、とにかく速い。
車両イメージ2015年のデビュー時は707hpであったが、2019年からレッドアイが加わったことで717hpにアップしている。
車両イメージ 2019年からデュアルシュノーケルフードと呼ばれるパフォーマンスフードが装着される。

本国でも人気が集中しタマ数不足

さて、そんな世界の名車たちと肩を並べる存在のダッジ チャレンジャーであるが、今年いっぱいでまずヘルキャット関連が生産終了となり、来年いっぱいでそれ以外のモデルたちが生産終了となることが正式に発表されている。そしてそれに関連する生産終了記念モデル「ラストコール」の発表も行われている。

このラストコールであるが、全7台が発表されることになっており、今現在6台が発表済み。そのうちヘルキャット系エンジンを搭載したチャレンジャーは今のところ1台であり、300台限定というから入手は困難極まりないだろう。

これ関して言えば、やはりアメリカでもヘルキャット系エンジンの人気が高く、一方で生産数と販売数が釣り合わない状態が続いているが、それは貴重なエンジンとして全ての車両において生産台数が限られているからであり、恐らく今後もその域を超えることはなく限られた数の中での取り合いが起こるはずである。

ちなみに、上記は新車の話であるが、そうした限られた生産台数に比例して中古車市場においてもその取り合いが飛び火しており、同様に仕入れ困難な状態が続いている。

車両イメージ見慣れたコックピットだが、ヘルキャット以上のグレードになると触れた感触や雰囲気が全く異なる。
車両イメージエンジン始動時の爆音と赤いメーターと握りの太いステアリング等が渾然一体となってドライバーに訴えかける。
車両イメージノーマルチャレンジャーよりもステアリングの握りが分厚く車格によくマッチしている。さらにパドルとの相性もかなり良い。

長く乗っても短く乗っても価値ある存在

2020年型の約9,000キロ走行車であるが、そのコンディションは本国にて買い付けられる前に支社のスタッフが現地で事前確認しており、また支社のバックヤードにて細部の確認もされており、各部のチェック(リコール等)が行われた後に日本に輸出されている。

すなわち、日本向けに必要な車両状態が維持された車両であるからこそ船に乗り、そして日本到着後に再度二度の検査を経て展示ショールームに並ぶ=そう言った商品だからこそ独自の購入プランや長期の保証等が与えられるわけである。

実際の個体であるが、これまでのBCD車両と同じような個体の状態をキープしており、インテリアの状態も非常に良い。というか、常に同じ車両精査により選別されたBCD車両であるからこその同一コンディションであり、現在の状態に異議を唱えるような部分は全くないのはさすが。

くわえてちょっと下世話な話になるが、例えば今このヘルキャットを買って一年乗って売ったとしても、それこそかなりの高額で売却可能ではないか。

個人的にはそう言った売買ゲーム的な思考には詳しくないから断言はできないが、今現在の人気や入手困難な状況、くわえて昨今の買い取り事情を考えれば十分にあり得る話だろう。

一方で長く乗った場合でも、例えば空冷ポルシェ 911のように一時期の価格の8倍とかになったり、R32 GT−Rが今2000万円を超えるというから、長期保存してもそうした人気車の価格高騰の一員にチャレンジャーならなり得る可能性が十分にあるはず。

すなわち、短期的に乗っても長期に渡って維持しても決して損をしないだけの価値が伴った、稀有なアメ車とも言えるのである。

で、そう言ったことを考えるなら、当然6.4リッターV8のスキャットパックよりはヘルキャットの方が数が少ないだけに断然有利に違いない。

そうした場合においても、何でもありの下手な中古車を買うよりは、その時点で十分なコンディションが保たれたBCD車両である方がいいに決まっているし、まずはBCDによるアフターをしっかり味わいながら個人的に楽しみその後30年維持する方が、安さにつられて買った車両よりも結果的にはお得であったりすると思うのである。

車両イメージMT車のチャレンジャーが良いと個人的には考えているが、ことヘルキャット以降のモデルにおいては8速ATで十分に事足りる。
車両イメージ分厚いレザーのフィーリングがヘルキャットにはよく似合う。
車両イメージ275/40ZR20インチとブラックの5本スポークホイールの絶妙なカッコ良さ。ブレンボがよく似合う。
  • Share

  • twitter
  • facebook
  • URL

この車種の在庫車

関連記事