BUBU × AMESHA WORLD
“BUBU×アメ車ワールド” 1968年モデル フォード マスタング

68年型はアメリカンマッスルの代名詞ロングノーズが強調

“BUBU×アメ車ワールド” 1968年モデル フォード マスタング

バランス的な黄金比は66年までが一枚上手だが…

文/石山 英次写真/古閑 章郎

黄金比をあえて崩して生まれたアメリカンな雰囲気

この車両は68年型マスタング。ここ数ヶ月取材の頻度が増しているBUBUビンテージの車両であり、つい先日入荷したばかりの展示したてホヤホヤの在庫車である。

以前から何度も書いているが、BUBUビンテージは常に在庫車ありきの販売方法なので、「先に入金してもらえばクルマ探しますよ」と謳う販売店とは異なり、実車を見て「買う買わない」を判断できるのが嬉しい。

とはいえ、欲しいクルマが常に入荷するか展示されるか、という部分においては未知数である。

何故かと言うと、BUBUビンテージの在庫車にはGM専門とかフォードオンリーとかモパーとかいう決め事はまったくなく、あくまでコンディション優良の旧車を販売するというのがポリシーだからである。

車両イメージ68年型のBUBUビンテージ。17インチホイールとバイナルトップが目立つが、それ以外は基本ノーマルベースとなっており、当時の雰囲気が十分に味わえる仕様。
車両イメージリアからの眺めも最高。特にリアテールのデザインは初代前期よりも抑揚がつき非常にオシャレ。

現在、偶然にもマスタングの入荷が続いているが、それがいつまで続くのか、もしくは来月以降からシボレー車に変わるのか、そうした仕入れ状況に関しては常に未知数(コンディション優先だから)ということだから、BUBUビンテージの展示車は常に一期一会だそうである。

ということで68年型マスタング。だがその前に64年に登場した初代マスタングについて。前回も紹介したが、初代マスタングの最大の魅力はそのデザインだと個人的には思っている。

初代マスタングのスタイルは、全体的な均整が取れていてバランスが非常にいい。ボディに対するホイールの大きさ等もベストだと思う。

そして細部のディテールがめちゃくちゃ美しい。ボンネットフードから水平に引かれたライン、その上をトップからリアテールまで緩やかに流れているルーフ形状、そして軽く盛りあがったフェンダーやボンネットフードの形状etc、細かく挙げればキリがない。

本当に惚れ惚れする美しさである。もし自動車デザインに黄金比があるならばこの形になるのではないか、とさえ思えるほど素敵である。

車両イメージ搭載されるエンジンは4.7リッターV8。当時のフォード傑作スモールブロックエンジンである。
車両イメージ各部のメンテナンスが行き届いており、消耗部品の手入れも行われている。
車両イメージステアリングはノンオリジナルだが、旧車ならではのメカニカルな雰囲気が素敵。

現在は、偶然にもマスタングの入荷が続いているが、それがいつまで続くのか、もしくは来月以降からシボレー車に変わるのか、そうした仕入れ状況に関しては常に未知数(コンディション優先だから)ということだから、BUBUビンテージの展示車は常に一期一会だそうである。

 ということで68年型マスタング。だがその前に64年に登場した初代マスタングについて。前回も紹介したが、初代マスタングの最大の魅力がそのデザインだと個人的には思っている。

 初代マスタングのスタイルは、全体的な均整が取れていてバランスが非常にいい。ボディに対するホイールの大きさ等もベストだと思う。

 そして細部のディテールがめちゃくちゃ美しい。ボンネットフードから水平に引かれたライン、その上をトップからリアテールまで緩やかに流れているルーフ形状、そして軽く盛りあがったフェンダーやボンネットフードの形状etc、細かく挙げればキリがない。

 本当に惚れ惚れする美しさである。もし自動車デザインに黄金比があるならばこの形になるのではないか、とさえ思えるほど素敵である。

車両イメージ瀟洒な3速ATのシフトノブ。
車両イメージメーター類もきっちり稼働する。
車両イメージ各部のスイッチ類の機械感がたまらなく魅力的。

で、68年型とは、その黄金比を若干崩したデザインに変化している(正確には67年型から)。具体的にはホイールベースは同一のまま、全長、全幅が若干大きくなり、いわゆるアメリカンマッスルの代名詞であるロングノーズ&ショートデッキが強調され始めたモデルである。

 ここからはあくまで個人的指標になるが、確かに64年から66年型マスタング(初代前期)のデザインは素晴らしい。現代のマスタングが初代モデルを復刻ベースにして登場させた理由もよく分かる。

 だが、個人的には67年からの初代後期モデルの方がアメ車っぽいと感じることが多い。要するにロングノーズ効果である。

 と同時に67年型初代後期モデルにはたくさんのハイパフォーマンスモデルが誕生しているが、そうしたマッスル系モデルが奥底に感じられる部分も少なからずあるだろう。具体的にはシェルビーGT500、ブリット、エレノアなんていうモデルも68年型がベースになっている。

車両イメージ17インチのアメリカンレーシングホイールが装備される。
車両イメージシーフォームグリーンと呼ばれるボディカラーとバイナルトップがよく似合う。
車両イメージ眺めているだけでも幸せな気持ちになれるリアテール。これだけでお茶が飲めそう。

取材個体は、シーフォームグリーンというボディカラーにバイナルトップが施され、アメリカンレーシングの17インチホイールが装備されている。一見するとカスタマイズ車両にも見えるが、派手に見えるのはホイールのみで、それ以外は実直なノーマルベースの車両。

特に好ましいのがインテリアのメーター周りの雰囲気で、シートも含め当時の歴史や面影を感じさせる。

搭載されるエンジンは289キュービックインチ=4.7リッターV8エンジンで、いわゆるフォード謹製の傑作スモールブロックV8エンジンで、当時のカタログ数値は200hpを発生させる。

当然、ハイチューンによるダメージがあるわけでもなく、軽快に走れるだけのパワーとコンディションを秘めているから、旧車にしかないメカニカルな感触を味わいつつ走りを楽しむことが可能だろう。しかも初代後期のハードトップであってレアな存在だろう。

車両イメージ当時のサンバイザーがそのまま残っている。
車両イメージグリーンカラーのシートに当時の面影が残る。
車両イメージブラックとグリーンが上手く混ざり合ったボディとグリーンカラーのインテリアが非常にオシャレな印象を与えてくれる。

ライトグリーンとブラックカラーが織りなす絶妙な雰囲気とグリーン系にコーディネートされたオリジナルインテリアがもたらすオシャレな68年型マスタング。

世の視線は、初代前期モデルに集まるのだろうが、アメリカンを感じさせる初代後期のコンディション良好車にサラッと乗るのもカッコ良い。

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