BUBU × AMESHA WORLD
“BUBU×アメ車ワールド” 2019年モデル シボレー カマロ LT RS ローンチエディション

「最初のアメ車」か「最後のアメ車」にふさわしい理由とは

“BUBU×アメ車ワールド” 2019年モデル シボレー カマロ LT RS ローンチエディション

ブラックストライプとフェイス周りのブラックとの相性が抜群

文/石山英次写真/石井秋良

カマロに乗るならこのくらい派手な方がいい

カマロやマスタングの4気筒エンジン搭載モデルは、「最初のアメ車」か「最後のアメ車」にふさわしいと常々思っている。今年一月にもカマロの4気筒に試乗して改めてそう思った。

まず最初のアメ車にふさわしい理由とは、乗れば必ずV8に乗りたくなるから=ディープなアメ車好きになるための促進剤(とっかかり)として有効である。

「いきなりV8だと重いとか怖いとか大変」とか思うなら、まずは4発に乗ってみてアメ車の入門編として体感してみるといい。で、しばらく乗っていれば、必ずやV8に乗りたくなる(笑)間違いない。

ちなみにそれは4気筒モデルの性能が高く、壊れず安心して乗れるから「やっぱり次はV8だな」という自然の流れ、アメ車好きの性だと思う。

車両イメージ例えばシンプルなブラック一色のカマロも素敵だが、こうした派手な個体を好む向きには絶好の一台。ローンチエディション。
車両イメージ当時限定20台だったから中古車となってもあまりお目にかかれない存在。

一方で、若いうちからアメ車が好きで、60年代70年代のアメ車に乗り、その後90年代のアストロやGバンに乗って、時にC5やC6コルベットに乗り換えて、最終的には現代版チャレンジャー6.4リッターV8なんかに乗ってきた方々。

もしくは家族構成的な理由でスポーティモデルには乗れなかったがV8搭載のエスカレードやサバーバンなんかに乗ってきたという方の(当然お年を召した方々の)最後のアメ車としてカマロの4発は最高の存在である。

まず、何と言っても維持費が格段に安い。また中古車ベースだとしてもそのほとんど(9割以上)がディーラー車で安心感が高いのと、4発とはいえ280hp近いパワーがあるわけだから速さ的な満足感も十分に得られる。

さらにサイズ的にもそこそこ安易に扱えて、近年のカマロだとノーマルでも十分にカッコイイ。

年を重ねると自然とクルマを含めた様々な重さ、負担が窮屈に感じるようになる。まだ、そういった窮屈さを感じないなら、あなたはおそらく肉体的にも精神的にも若いはず。

車両イメージ搭載されるエンジンは2リッター直4ターボエンジンで275ps/5,500rpm、最大トルク400N•m /3,000〜4,000rpmを発生させる。
車両イメージフロントマスク周辺のブラックカラーとこのセンターストライプのコンビネーションが抜群にカッコイイ。
車両イメージ245/40-20インチタイヤにブラックホイールの組み合わせ。

だが、もし何かしらの窮屈さを感じたなら、クルマに関して言えば、解放する手立てとしてカマロの4気筒はオススメである。

4気筒モデルは、肉体的、精神的、そして金銭的な身軽さを与えてくれるのだ。

で、そんなカマロの購入候補として超オススメなのが2019年型カマロ LT RS ローンチエディション。あえて19年型と年式まで指名したのは、この年の限定車であるから。

国内ディーラー車の2019年型カマロにはマイナーチェンジが施され、2018年までの超アグレッシブスタイルからマスク形状が一新、新たな雰囲気を醸し出している。

個人的には、映画「トランスフォーマー」に出ていたバンブルビーに似た雰囲気を感じさせると思っているが、新デザインのLEDヘッドライトと大型フロントグリルとによって、精悍さとアグレッシブさとの中庸をうまく表現している。

車両イメージカマロの特有の個性的なインテリア。各部の剛性感の高さはカマロならでは。
車両イメージアナログメーター表示をメインとした機能的なメーター周り。
車両イメージ2リッター直4ターボエンジンには8速ATが組み合わされる。

また、ボディ形状の変更のほか、最新世代のインフォテインメントシステムやリアカメラミラーなどを採用。そして搭載される直4エンジンは275ps、最大トルク40.8kg-mを発生させ、8速ATが組み合わされる。

で、そんな19年モデルに登場したローンチエディション。LT RSベースは20台限定だった。
 
ローンチエディションには、初代カマロで人気を集めたヘリテージカラー・オレンジの「クラッシュ」を採用し、ブラックカラーのセンターストライプとのコンビネーションが凄まじくカッコイイ。フェイス周りのブラックとの相性が抜群なのだ。

正直、カマロの4気筒モデルに関して言えば、フェイスデザインの違いが若干あるが、2018年でも2020年でも性能的な違いはほとんどない。だからどれを選んだとしてもさほど後悔しないだろうとも思っている。

だが、このローンチエディションだけは別格であるから、買えるなら(限定モデルだからほとんど入手不可能)唯一無二の候補車として入手すべきだ。

車両イメージブラックのレザーシート。中古車的にはあまりヤレや使用感を感じさせないレベル。非常に良好。
車両イメージ精神的、肉体的、金銭的負担から逃れるために某トヨタ車に乗り換えるなんてナンセンス! カマロの4発もそれに負けず劣らず気楽に乗れる。
車両イメージ気楽に乗れるとはいうものの、ボディ剛性やシャシー剛性は高く、スポーツカー然とした走りが可能。正直、ダッジやフォードよりも作りは断然イイ。

しかも販売しているショップがBCD阪神なのだから安心感が別格である。もともとBCDとしてカリフォルニアからアメ車を自社輸入している販売店として機能していることに加え、BCD阪神店はBUBUグループの一員であり、そのグループ企業内にはGM系正規ディーラーが数多くある=整備情報等の共有が行われるからの安心感である。

そんなBCD阪神の取材車両は2019年型LT RS ローンチエディションの走行4.3万キロの個体。このモデルに関しては、ボディカラーを含め単一車種であるから、要するに個体の程度が最優先となる。

が、見ればわかるがディーラー車であり、走行距離も年一万キロ弱程度。プラスしてシート等の使用感がほとんど感じられないのも素敵である。

何よりオレンジとブラックのデコレーションバランスが最適に思えるし、カマロの中古車購入を検討するなら絶対に一度は見るべき個体だと思う。

赤いちゃんちゃんこならぬオレンジのカマロ LT RS、素敵な選択肢ではないでしょうか。

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