MOTOR MECHANIC

ZERO-1 エンジンのいきつぎが発生

今回ご紹介する車両は、当社(光岡自動車)が当時の運輸省より型式認定を受けて正式に自動車メーカーとなった記念すべきモデルです。

1994年式ですので、すでに28年も前のモデルとなりましたが今でもオーナー様のもと可愛がられています。さて、オーナー様よりエンジンが息継ぎして加速しなくなるとのご相談。

車両イメージ28年を経てもきれいな状態を維持されている「ミツオカ ZERO-1」

原因はまさかのあの場所

メカニックが原因を探りフューエルキャップを開けてみると、なんと燃料タンクが驚きの状態に。当時使われた素材がスチールであったことと経年による劣化に加えて、乗らない時間が長かったことによるガソリン自体の腐食もあり、大量の錆が発生しています。燃料ラインを辿ってフューエルフィルターからフューエルポンプを調べるとすでに錆が回っており、これが原因となって目詰まりを起こしていなことがわかりました。タンク内に発生した結露などが原因となり、長年に渡り少しづつ錆が進行したものと思われ、タンク内は見事に錆だらけの状態。

車両イメージ外観上は問題ないように見えるZERO-1の燃料タンク

燃料タンクは錆落としの処理ため、車両から外した状態でつけおき処理と亜鉛メッキ処理を行います。その間に目詰まりを起こしていたフィルターと錆が回ってしまっていた燃料ポンプを交換。最大の懸念であったエンジン本体は幸いにも問題がなく一安心。

車両イメージタンクの錆び取りとつけおき作業中のタンク内

錆落としと内部の亜鉛メッキコート処理が完了した燃料タンク内は錆も消え問題ない状態に回復

最後に組み上げて新しいガソリンを入れて作業完了。エンジンの息継ぎもなくなり快調になりました。

古い車両は現在の車両と素材が異なるため、様々な要因で問題が発生することがあります。横浜店はアメリカンヴィンテージカーも取り扱うため、オールドカーの修理も得意な拠点です。今回のようにエンジン不調だと思えても補機類の故障が原因で問題が発生することがあります。そして、長期間乗らないとガソリン自体も劣化してしまいます。オールドカーはできるだけ動かしてあげることをお勧めします。

整備データ

[ 車 両 ] 1994年式 ミツオカ ZERO-1
[ 作業内容 ] 燃料タンク錆落とし / 亜鉛メッキ処理 / 燃料ポンプ・フィルター交換
[ 価 格 ] お問合せください

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