BUBU × AMESHA WORLD
“BUBU×アメ車ワールド” 2017年モデル クライスラー 300S

押し出しの強いこのカタチが欲しいなら

“BUBU×アメ車ワールド” 2017年モデル クライスラー 300S

パーツに不安なく長く乗れるV6モデルがオススメ

文/石山 英次写真/古閑 章郎

クライスラーの国内ディーラー車には名車が多い

2005年に登場したクライスラー 300は、そのクラシカルなキャラクターとマッスルカー的な爆発力を兼ね備えた理想のスーパーセダンとして世界中で注目された。

ボディはボックス的なスタイルを基本とし、ウエストラインより上を詰めたチョップドルーフ的なプロポーションがクライスラーのデザイン的な力量を示し、「重厚かつワイルドなアメ車」をモロに具現化した1台だった。現に日本でも売れ、いわゆる他メーカーの外車オーナーをも引き込んだカスタム合戦を引き起こすほどだった。

この威圧的なスタイリングはアメ車の株を上げた逸品とも言われ、それまで数年続いていた懐古主義的なアメリカンマッスルのデザインとは一線を介した「奇跡の1台」との称賛が絶えなかった。

そんなクライスラー 300が2011年にモデルチェンジを果たす。だが、その実車にオーラというか迫力というか、威圧感みたいなものがあまり感じられない。逆に洗練された魅力というか何というか、高級感を感じさせるクルマに進化していた。

車両イメージ2017年型クライスラー 300SのBUBU認定中古車。走行約3.8万キロ。
車両イメージ最終ディーラー車のフルノーマルモデル。ホワイトのボディカラーにブラックのインテリアの組み合わせ。

チョップドルーフ的なプロポーションはそのままに、フロント&リア周りが一新。特にリアの造形はひと目見てクライスラー 300と分かるもので、非常に斬新かつ特徴的。同時にボディフェンダーラインの抑揚がこれまた高級然とした300に華を添えていた。

が、これほど劇的に変わった理由とは? 大きな違いは当時のクライスラー社の事情によるものだろう。デビュー当時のクライスラー 300はダイムラークライスラー製だった。一方でマイナーチェンジ後の300はFCA製であるから、その違いが300のデザインに大きな変化を与えたのだろう。

そして2015年に再びマイナーチェンジが実施される。この時点では軽度なフェイスリフトがあったがデザイン全体に大きな変化はなく、機能性の充実等が図られ、全体的な品質向上がもたらされている。そしてこの年いっぱいで日本仕様の右ハンドル車の生産が終了した。

車両イメージ搭載される3.6リッターV6エンジンは286ps、最大トルク34.7kg-mを発生させる。
車両イメージエンジン本体と同様にボンネットインシュレーターも非常にクリーン状態。
車両イメージグロスブラックの大型フロントグリルがアメ車らしい押し出し感を表現している。

ということで、ディーラー車最終2017年型クライスラー 300SのBUBU認定中古車。走行約3.8万キロの個体である。ボディカラーは当時赤、白、黒の3色あり、その中の白である「アイボリー」。そしてインテリアはブラックの組み合わせ。

300と言えば、初代の威圧的なデザインが思い起こされるが、このマイナー後の300Sのデザインも今見れば十分に威圧的だろう。特にブラックアウトされた巨大なフロントグリルがまるでベントレーのような迫力を醸し出し、アメ車らしい押し出しの強さを表現している。

それでいて世界的に絶滅しそうな大型4ドアセダンスタイルで、それは当時の兄弟車たるダッジチャージャーよりもよりセダンらしい。

くわえてV6エンジン搭載車。最高出力286ps、最大トルク34.7kg-mを発生する3.6リッターV6エンジンだが、そのパワーに過不足を感じることはほとんどない。

車両イメージハイパーブラックアルミホイールは20インチ。組み合わされるタイヤのサイズは、245/45ZR20。
車両イメージアダプティブクルーズコントロールのレーダーセンサーが埋め込まれたため、ナンバープレートが左側にリロケートされている。
車両イメージ

上位モデルにV8エンジン搭載車が存在するが、中古車となれば数の少なさによって入手が難しい。同様にV6モデルはV8モデル以上の中古車数が存在するが、それも徐々にだが減ってきており、今回の個体のような4万キロ未満の個体は非常に数少ない。

ちなみに、このV6エンジンはクライスラー&ダッジ&ジープで使用される名機の一つであり、組み合わされる8速ATとともに非常に安定感あるエンジン。また、グラチェロ、ラングラー、チャレンジャー、チャージャーetc といった名だたる車両たちに使用されているエンジンだけに、これから先も当分パーツに困ることはない。

さらにもう一つ。450hp超のV8パワーに対応するボディ&シャシーの強さを持っている300だけに、それよりも出力の劣るV6エンジンモデルであれば耐久性に圧倒的に勝り、それゆえに長く乗れる。

車両イメージATのシフトセレクターはダイヤル式。
車両イメージパドルシフトが装備されている。
車両イメージセンターコンソールには、各種スイッチ類が整然と並ぶ。車線逸脱警報システムのスイッチも並ぶ。

インテリアに目を移せば、想像以上に雰囲気の良い空間が設えられている。本革巻きのステアリングホイールやピアノブラックのパネル類、そしてブルーに光るメーターパネルといった手に触れる&目に映る部分の質感が以上に高い。そしてムードがいい。

 兄弟車たるダッジチャレンジャーやチャージャーはスポーティな雰囲気でいっぱいだが、クライスラー300Sはラグジュアリーなムードでいっぱい。そしてそれらが押し出しの強いフロントマスクや他の外装デザインとリンクしオーナーの満足感を高める。

 そういった300Sの取材車であるが、それがまた素晴らしい。走行4万キロ未満ということでレザーシートに若干の使用感が見られるが、それ以外の部分で瑕疵がほとんどないのに驚いた。

 そのまま工場ピット内に運びエンジンルーム&下回りと確認したが、そこでも大きな瑕疵はなく、逆に約4万キロ走行しているからこそのヤレを確認するのが困難なほどだった。

車両イメージブルーに光る7インチマルチビューディスプレイ。このブルーが非常に良いムードを作る。
車両イメージセンターコンソールのカップホルダーには、保冷・保温機能が備わる。
車両イメージブラックのレザーシートには前オーナーの使用感が若干だが観られる。それ以外の状態は非常にいい。
車両イメージリアシートには使用感が見られず、まるで新品のような状態。

例えば、ボンネットインシュレーターも非常にキレイで、下回り各部にもサビやヒットポイント等はなく、唯一対応していたのが、減っていた冷却水の補充だった。

聞けば、この個体はBUBU認定中古車であるという。それはざっくり言えば、10年以内の個体がベースで、車両の約100か所をチェックした個体のこと。また電子デバイスチェックも受けてる中古車個体であるからこそ、今回のような上玉に巡り合うことが可能なのだろう。

プラスして、BUBUの関連企業にジープディーラー(旧クライスラーディーラーを含む)が存在するから、その部分における整備&パーツ情報の共有や経験値を生かすことが可能である=他店で売られる中古車よりも絶対的な安心感が得られるという。

実は、旧クライスラー&ジープディーラーで過去に販売されていたディーラー車には名車と呼ばれる車両が多い。例えば、PTクルーザー、クロスファイア、ジープ コマンダーetc。300も当然その中に入る名車の一台だけに、一度乗ってみたいと思うなら、そして長く乗りたいと思うなら、今回の個体は価格を含め非常に魅力的な1台ではないだろうか。

車両イメージBUBUの認定中古車は、10年以内の個体がベースで、車両の約100か所をチェックした個体であるから、中古車ではあるが、非常にコンディションの良い個体が集まっている。
車両イメージ今回の300Sは、走行距離をまともに感じるようなヤレを確認することができないような、状態の良い個体であった。
車両イメージ冷却水の減りを確認したため(当然漏れの確認も行い)、冷却水を足している。その程度の個体であった。
車両イメージ
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