Showcase.30 宇並哲也

KNOWLEGE! VOL.30
取材企画
ナレッジ ! Vol30. 宇並哲也
 

旧車ファンに絶大な人気を誇るエンスー系YouTuber

 
今回のナレッジに登場していただいたのは人気YouTuberのウナ丼(UNA-DON)こと宇並哲也氏(以下ウナ丼さん)だ。

ウナ丼さんが運営するYouTubeチャンネル『ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド』は、更新日を毎週金曜日固定したここ1年ほどの間に、一気に再生回数&再生時間を伸ばしており、1年足らずの期間に7万人弱のチャンネル登録者数を獲得するほどの人気を誇っている。

ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド』に登場する車両のほとんどは、ノーマル状態を維持した日本の旧車だが、ウナ丼さん自身は年式や生産国に限らず、全ての自動車に興味があるということで、今回の試乗企画が実現した。果たして、レトロな趣味車を愛する中高年に絶大な支持を得ている謎の自動車系YouTuberは、最新のキャデラックのフラッグシップに乗って何を感じたのだろう?
 

ウナ丼さんが斬る "キャデラック CT6"

編集:自動車系YouTuberとしてご活躍中のウナ丼さんですが、YouTube以外のお仕事もされているのでしょうか?

ウナ丼:もちろんです。というか『ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド』は趣味が高じて始めたチャンネルで、これで生活しようとかは全く考えていません。『clicccarTV』の新車レビューなどは仕事としてお受けしていますし、最近は動画関連のお仕事の依頼も増えていますが、本職はフリーの編集者で、以前は自動車系の雑誌や書籍を作っていました。

編集:そうだったんですね。てっきり本職のYouTuberさんだと思っていました(笑)

ウナ丼:メーカーや年式に関わらず、どんなクルマにも興味があるんですが、中でも80〜90年代のクルマが大好きで、あの時代の魅力的なモデル達に乗るために始めたのが『ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド』なんです。あくまで個人的な趣味や興味から始めた活動なので、楽しむことが最優先というか、仕事にしちゃうと楽しさも半減してしまいますから。

編集:なるほど、何となくわかります。ところで、エンスーCARガイドという名前の通り、ちょっとレトロなモデルが中心のウナ丼さんのチャンネルですが、たまに新しいモデルも登場しますよね? 以前は試乗する車両を読者から募っていたようですが、ウナ丼さんのチャンネルに登場する車両達ってどう言った基準で、またどういった方法で集めているんでしょう?

ウナ丼:明確な基準があるわけではないのですが、基本的には自分が乗ってみたいクルマを探します。エンスー系のモデルが多いのは確かですが、生産国やメーカー、年式などに制限はありません。クルマ探しは正直大変です。ご指摘の通り、以前はユーザーさんを募集していました。でも、実際にお会いしてみたら、改造車だったり、状態が悪くてちゃんと走らなかったり「事前に聞いていた内容と違う」ということも多く、また、撮影をドタキャンされるとか、問題も多かったので、現在では登場していただく車両は色んなコネクションを利用して自分で探しています。

編集:オリジナル状態を保ったコンディションの良い旧車を探すって難しそうですね。そう考えると、いくら趣味とはいえ、毎週1回、2台ずつ新作動画をアップし続けているウナ丼さんは凄いと思います。さて、ここからが本題です。本日ウナ丼さんにお乗りいただいのは、日本発売が開始されたばかりのキャデラックCT6ですが、実際に乗った率直な感想をお聞かせください。

ウナ丼:想像以上に乗りやすかったというのが正直な感想です。最初から自然に違和感なく乗れたというか、フルサイズなのに楽に乗れましたね。

編集:キャデラックCT6のボディサイズは全長×全幅×全高が5,230×1,885×1,495mm。ウナ丼さんが普段お乗りの旧車に比べるとかなり大きいと思いますが、大きさは気になりませんでしたか?

ウナ丼:全長5メートル超のセダンというのは確かに大きいんですが、サイズ的にはレクサスLSとほとんど同じですから。レクサスに限らず、最近はメルセデスでもBMWでもベントレーでも、最上級モデルは世界的に大柄になっています。対してキャデラックは、昔と比べるとコンパクトになってきてるし、この辺は時代に逆行している感じで面白いですよね。

編集:80〜90年代のキャデラックブロアムは全長が5.6〜5.7メートルもありましたから、当時に比べれば確かにコンパクトになってはいますね。また、サイズ的には同じくらいですが、ドゥビルなどはFFで小回りが利きませんでしたし。

ウナ丼:ボディサイズの割にエンジンがコンパクトで、ステアリングの切れ角が大きいのと、4WSが自然に動いているので取り回しが抜群に良いというか、本当に運転しやすかったですね。多分、普通の人が乗っても、最近のデザイン性重視の国産SUVなどよりよっぽど運転は楽だと思います。

編集:エンジンや4WSのお話が出ましたが、3.6リッターV6エンジンや10ATなど、最新のキャデラックのメカニズムについてはいかがだったでしょうか?

ウナ丼:NAの3.6リッターで340馬力は凄いですよね。スポーツカーでもないのにリッター100馬力近く絞り出しているわけですから。最近は世界的にダウンサイジングターボが流行りですが、小排気量の直噴ターボ特有の下で無理にパワーを絞り出している感じがないのが良かったです。踏めば踏むだけ、エンジンを回せば回すほどパワー&トルクが出てくるエンジン&ATのフィーリングは、私が持っていたアメリカ車のイメージと全然違って新鮮というか驚きでした。足回りはかなり引き締まったセッティングですね。個人的な好みで言えば、もう少しソフトな方がキャラクターに合ってるんじゃないかな?という感じも受けましたが、ワインディングなどでも安定して走れそうだし、ヨーロッパのスポーティセダンに近い気がしましたね。

 
 
Knowledge_Vol30
ウナ丼 x Cadillac CT6
大柄でも小回りのきくCT6
サイズはレクサスLSと同程度
運転を楽にする4WS

340hpを誇る 3.6ℓ V6エンジン
新鮮なイメージと乗り味
編集:走りについてはかなり好感を持たれたようですが、それ以外の部分についてはいかがだったでしょう?

ウナ丼:まず、ボディデザインについては、無理にプレスラインを入れたり畝らせたり、小手先の誤魔化しがないのが良いと思いました。大御所感があるというか、マーケットに媚びてない感じに好感が持てました。車内空間については割とタイトな感じがしました。これは決してネガティブな意味ではなく、アメリカのフルサイズセダンって、車内がだだっ広いイメージがあったので、そのイメージとのギャップに驚いたという感じですね。タイト=狭いというのではなく、乗員を包み込む様な造りで安心感がありますね。インテリアのデザイン的にはメーターとかセンターパネルとかの「青」が印象に残りました。カラーだけでなく、内装のデザインは洗練されていますね。

編集:最後に、キャデラックCT6に乗ってみての総合的な感想をお聞かせください。また、CT6はどういったタイプの人に向いているクルマだと思われましたか?

ウナ丼:私の個人的な考えですが、現代のクルマって趣味で持つものだと思います。都会ではカーシェアリングとかリースとかレンタカーなどを利用する方も多いし、「クルマなんて移動手段だから何でもいい」みたいに思っている人は、自分自身の名義でクルマを所有することはないと思います。でも、そんな現代にあって、それでもクルマを購入する人って、どこかに個性的な部分を求めると思うんですよね。そういう意味では、完全に国際基準化されていない、アメリカという国を感じることができるキャデラックCT6は面白い存在だと思います。デザインとか雰囲気とか、CT6というクルマは怖い人が乗ってる感じがしないというか、頭が良い人が乗ってそうなイメージなので、上品な高級セダンを求めてる人には特にお勧めできますね。
 
 

【プロフィール】
 

並木政孝 Masataka Namiki
宇並哲也(ウナ丼)

1972年1月9日生まれ。自動車専門誌編集者を経て現在は自動車系YouTuberとして活動中。彼の『ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド』は毎週金曜日の午後6時に新作をアップしている。自身のチャンネルのほかにも『clicccarTV』というWEB自動車情報サイトでも新車レビューを担当している。
 
【リンク】

YouTube:
https://www.youtube.com/user/enthucarguide1/

Twitter:
https://twitter.com/EnthuCarGuide

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BUBU MITSUOKAがお届けするスペシャルコンテンツです。

自動車に限らず、幅広い分野からジャーナリストや著名人をお招きして自動車を中心に様々な角度から

切り込んでいただく連載企画です。

今後も多数展開いたしますので、お楽しみに!毎月配信。

 

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