1970 シボレー エルカミーノ

1970 CHEVROLET EL CAMINO
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1987年まで存在したセダンピックアップの雄

1970 シボレー エルカミーノ

最新電子デバイスがなければ整備やリコール更新はできないからだ

 

直輸入車と言えども可能な限り安心して買いたい。そんなユーザーの希望を適えるBUBUにて、最新メンテナンスについて話を聞いた。

 
2019年06月28日 文/椙内洋輔  写真/古閑章郎
 
 

乗用車の居住性とハンドリングを持つセダンピックアップ

 

 シボレーエルカミーノは、1959年に登場したセダンピックアップ。フルサイズセダン(シボレーインパラ)をベースに、リアシート部分をピックアップの荷台とすることで、機動性の高いピックアップとして存在した。

当然、乗用車ベースであったわけだから、居住性やハンドリングが乗用車的であり、これはこれで一つのカテゴリーとして認知されるほど人気が高まった。

だが、このフルサイズベースでのエルカミーノはたったの二年のみで終了し、1964年に再び復活する。今度は、インターミディエイトシャシー(シェベル)をベースにして。そしてその後紆余曲折ありながらも、1987年まで存在した息の長いモデルとなったのである。

で、今回取材した1970年のモデルとは、エルカミーノの歴史でいえば、三世代目となる。1968年にモデルチェンジを実施し、三代目へと進化。それまでのボディから全長を伸ばした(5m越え)スタイリッシュなプロポーションを引っ提げて登場。

エンジンも、それ以前は5.4リッターV8だったが、それを5.7リッターへ進化させ、さらに1970年にはビッグブロック搭載のSS396やSS454が登場している。
 
 

この年代の丸目2灯デザインは、多くの車両に取り入れられ、また親しまれていたデザインだった。

 

丸目4灯ヘッドライトは1970年までのスタイル。71年にフェイスチェンジを行い丸目2灯へと変化した。ということで、この70年までのフェイスを好む方が多い。

すでにカテゴリー自体が消滅してしまっているが、当時はこのセダンピックアップが世界中で見られていた。そんな中でエルカミーノは抜群のスタイルと高出力エンジンとで人気を博した。

 参考までに。上記三世代目のエルカミーノがベースにしたシボレーシェベル。それにしてもこの時代のアメ車のデザイン的魅力は圧倒的に高い。

  
 

排ガス規制で牙を抜かれる直前のモデル

この三代目は1971年にフェイスリフトを行い、丸型4灯のヘッドライトが2灯に、またフロントグリルも変化する等、デザインにおける変化が起こり、後の中古車購入においても人気が分散されている。

さらに、この三代目は1973年にフルモデルチェンジが行われ、四代目へと移行してしまったが、1971年以降における排ガス対策によりパワー出力のダウンが行われた経緯もあって、エルカミーノの中古車、とくに三代目モデルにおいては「1970年までの人気が高い」と言われているのである。

で、取材車両は1970年型。搭載エンジンは5.7リッターV8。このエンジンには、ホーリー製のキャブレターとへダースが装備されており、当時のノーマルスペックで約260hpを発生していたエンジンだが、現状ではそれと同様以上の出力を発生させていると考えられる。

また、ヘッドライトにHIDに交換されており、実際に使用する上での実用性に長けている。なお、この車両はnox・pm適合済みであるから、東京でも登録が可能になっている。

 

ご覧のとおり、荷台をそのまま使うのが憚られるほどのコンディション。

 

 

 

載エンジンは5.7リッターV8。当時のスペックでは260hpという出力だった。見れば分かるが現車のエンジンは非常に整っており、調律の整ったエンジンが常に一発で目覚める安心感もある。聞けばこのまま日本の道路を走れる状態というから素晴らしい。

ホーリー製のキャブレターを使用し、燃料の安定供給を行っている。なお、この車両はnox・pm適合済みであるから、東京でも登録が可能になっている。

ペイントの状態も想像以上のレベルだった。

 

  
 

BUBUのヴィンテージ部門の1台

 

 それにしても、ドア下がりすら感じさせない状態の良さ、いまだに当時の雰囲気を色濃く残すデザイン、そしてすぐにでも走り出せるメカニズムコンディション。こうしした旧車を楽しむ上で必要なすべてを兼ね備えているエルカミーノ。

このエルカミーノを販売しているのは、BUBUの「BUBU VINTAGE」部門。これまでにもC2コルベットやC1コルベット、さらにはマスタング、カマロ、チャレンジャーといった旧車たちを取材してきたが、このエルカミーノも同一のクオリティ。

このBUBU VINTAGEは、コンディション優良の旧車を販売するのがポリシーであり、ブランドやメジャーモデルを優先することなく、その歴史を感じさせる、デザインの原形をとどめた(ビンテージ品と呼ぶのに相応しいであろう)個体のみを取り扱っている。
 
 

アメリカならではのセダンピックアップ。もはや旧車でしか味わえないスタイルであり味わいである。

 

ウッドステアリングとオートメーターが装備されているが、それ以外ではインテリアの原形が留められており、旧車ならではのヤレが感じられないのが嬉しい。

各種メーター類の動作確認も行っており、このままの状態ですぐに走り出すことが可能な状態であった。

 往年の応接間ソファー的なシートには良い味わいが詰まっている。

  
 

BUBU自社基準の程度&コンディション重視の集まり

だから、完全なフルノーマルではないのだが、それでも今の時代に見れば十分にその価値が見いだせる状態の車両を扱うから、しかも日本にてレストア作業等はしていなから、現地の雰囲気をそのまま感じさせるのである。

しかも販売車両は、日本人が直接現地に飛び、日本人の目で見た車両鑑定おこない、現地販売人と直接交渉することで車両の状態を把握している物件のみである。

たとえば、エルカミーノといえば「SS396」といったハイパフォーマンスマシンを思い浮かべる方も多いと思う。だが、そういったマシンは人気ゆえに原形をとどめていなかったりハイチューンによるダメージを浴びているものが実際に多い(人気ゆえの障害とも言えるが)。

BCDのビンテージでは、自社基準による程度&状態の見極めも大切にしているため、今回の商材にはなっていないということである(もちろん、そういった出物があれば仕入れているに違いない)。

すなわち、だから車両は、程度&状態優先。ブランドとしての価値のみを追求すればそれこそSS396にもなるのだろうが、そこばかりを優先することなく、クルマとしてのコンディションを優先するからこそ、日本の道路にて実際に楽しむことが可能になるのである。

この年代のエルカミーノは、それこそデザインにおけるバランスが非常に優れておりスタイリッシュ。さらにアメ車が牙を抜かれ始めた71年以前の存在だからこそ輝きのあるデザインと言われており、くわえて唯我独尊のセダンピックアップ。一目見てアメ車とわかる存在感こそが最大のポイントである。

ステアリングがノンオリジナルで、オートメーターが装備されているが、それ以外に大きな変化はなく、しかもダッシュが割れている等のヤレもなく、調律の整ったエンジンが常に安定してかかるという安心感が、旧車好きを満足させてくれると思うのである。

 

 

 

 

 

載エンジンは5.7リッターV8。当時のスペックでは260hpという出力だった。見れば分かるが現車のエンジンは非常に整っており、調律の整ったエンジンが常に一発で目覚める安心感もある。聞けばこのまま日本の道路を走れる状態というから素晴らしい。

ホーリー製のキャブレターを使用し、燃料の安定供給を行っている。なお、この車両はnox・pm適合済みであるから、東京でも登録が可能になっている。

ペイントの状態も想像以上のレベルだった。

 

 
 
 

 

 


 

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