2016 GMC ユーコン XL デナリ

2016 GMC YUKON XL DENALI
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 試乗記 TEST RIDE

 

知る人ぞ知るツウな選択肢として

2016 GMC ユーコン XL デナリ

乗ればまず間違いなく納得できる車格と質の高さ

 

BUBUのBCDが直輸入したGMC ユーコン XL デナリ。日本ではあまり馴染みのない存在かもしれないが、本国では圧倒的人気のラグジュアリーSUVなのである。

 
2018年2月5日 文/椙内洋輔  写真/古閑章郎
 
 

日本の業者は手を出さない(笑)

 

 2016年型のGMCユーコンXLデナリである。基本ボディは、2015年にフルモデルチェンジしたタホ、サバーバンと同一であり、搭載エンジンはキャデラックエスカレードと同様の6.2リッターV8エンジンとなる。

 

 タホ、サバーバンにも6.2リッターV8は搭載されるが、かれらの基本エンジンは5.3リッターV8である(日本に上陸しているのもほぼ5.3L)。

 

 だからユーコンXLデナリは、キャデラックエスカレードと同一のプラットフォームおよびエンジンを搭載したGMC版と考えるのが一番わかりやすい。  ちなみにXLデナリは、エスカレードで言うところのロングボディ版となる(タホ、サバーバンでいうところのサバーバンボディ)。

 

 日本では滅多に見かけないユーコンXLデナリ。考えてみれば、フルサイズラグジュアリーSUVといえばキャデラックエスカレードという看板商品があるわけで、日本でもかなりメジャーな存在だけに、しかもデナリXLの価格帯もほぼそれと同等だから、当然、両者の引き合いとなればメジャーなエスカレードに軍配があがることが予想される。

 

 だから、日本におけるアメ車業者も怖くてデナリには手を出さない(笑)。

 

 だが、GMCは知る人ぞ知る存在、いわゆるツウな選択しとして、日本にもファンは確実にいるわけである。だからこそ、BUBUのBCDはあえて選択肢として日本に上陸させたのである。

日本ではほとんど見かけることのないGMCデナリXL。基本的にはキャデラックエスカレードのロングボディと同一シャシー&ボディ&エンジン。ただし、インテリアの造形等はキャデラックとは異なるGMC特有のもの。

曲面を多用したSUVが世界中でもてはやされているなかで、直線美を奏でるアメリカンSUVの存在感は非常に高い。

 

  
 

在庫のある店舗にて現車をチェックすべき

 話はちょっとそれるが、ネット上でよく見かける「車両輸入いたします」の広告は、正直あまり信用しない方がいい。

 

 日本において現物を見て品定めして購入する方が絶対にいいに決まっている。写真だけ見て、輸入してはもらったが「こんなはずじゃなかった」という、現実を知らされたオーナーさんからの被害届みないな悲鳴は、いまだかなりの数だ(現地のアメリカ人、もしくはメキシカンバイヤーが値ごろな車両をそれらしく見せていた車両なんてゴロゴロあるからである)。

 

 だから欲しい車両があれば、日本にて現物チェックをして欲しいと思うからこそ、こういった在庫主義のディーラーの販売率が圧倒的に高いわけである。

 

 ちなみに、現地の特選車を独自ルートで日本に導入するBCDは、現地バイヤーに頼らず、自社の法人スタッフが車両の厳選&見極めを行っている。だからディーラー並みの保証体制をもってBCD直輸入車を販売し、くわえてメジャー車両以外にも積極的に現地モデルを日本に導入し、アメ車の普及を怠らないよう信頼と実績を積み重ねているのである。

最初は若干、ボディの長さに気を遣うが、それに慣れれば、アメリカンフルサイズSUV独特のおおらかなフィールに感動する。

 

写真で見ていたより、実物のインパクトはかなり大きい。個性的かつ何にも似ていないオリジナリティ溢れるフロントマスク。

もはや当たり前となったパワーリフトゲートが標準で装備される。リアバンパー下に足をかざせば、それにてゲートも開く。

搭載される6.2リッターV8エンジンは420hpを発生させる。キャデラックエスカレードと同機である。このエンジンは巨体を難なく走らせ、独特のフィーリングを有する名機の一台。

 

 

 
 

特筆すべきインテリア類

 

 取材した個体は、2016年型の約1万8000キロ走行車。6.2リッターV8エコテック3エンジンは、420hpを発生させ8速ATと組み合わされる。

 

 特筆はインテリアであり、見慣れた感のあるキャデラックエスカレードとはまた異なる豪勢な装飾インテリアに非常に好感がもてる。

 

 こげ茶色といえそうなダークブラウンに明るめのウッドを使用したクールなインテリア。2015年以前は質実剛健的な簡素な雰囲気を感じさせたものだが、一転、非常に雰囲気の良い、質感たっぷりな空間に進化している。

 

 また、リアの荷室の使い勝手が格段に向上している。旧モデルはサードシートが跳ね上げ式になっており、もちろん取り外すことはできたが、決して使い勝手の良い荷室とは言い難かった。もちろんスペースの広さ自体になんら問題はなかったのだが、他のライバルたちと比較すると遅れている感が確実にあった。

 

 だがこの年代になるとサードシートも、セカンドシートと同様にパワーフォールディングとなっており、サードシートが床下収納タイプとなったことでフルフラットも可能になっている。

 

 こういったSUVこそ荷室の使い勝手の良さが重要であり、まさに世界レベルの勝手の良さを手に入れたと言っていいだろう。

 

 同時に居住性は、旧モデル比において、セカンドシート以降の足下の広さが大きくなっている。もちろんサードシートスペースも同様であり、こうした室内空間の広さ拡大はフルモデルチェンジの賜物だろう。

 

 

これまでのシンプルイズベストといった質素なインテリアに、華が加わった感じ。誰もが納得するであろう変革に富んだ質感たっぷりのインテリアが与えられている。

センターコンソールは、造形的にまとまっており、機能的かつ良質な雰囲気を醸し出している。

 

  
 

知ってほしいデナリの本国での立ち位置

 まったくの余談だが、先日テレビで大相撲の白鵬関がレクサスLX570の後席から降りてくるシーンを見たが、彼のような大柄な方にこそ、こういったデナリ等のフルサイズSUVがよく似合うと思うのだが。

 

 その他サンルーフや電動ランニングボードが付属し、レーンキープアシストやブラインドアラートといった安全装備もついているから装備も充実し、また安心感が非常に高い。

 

 アメリカのドラマや映画でも、ちょっとしたお金持ちや階級の高い上層部的な方々の愛車として登場する機会が多いユーコンデナリ。そういう意味でも、高級車的味付けに非常に興味がわく。

 

 感覚的には「エスカレードと一緒」とは分かっていても、ロングボディであるからこそのサイズ感に若干戸惑う。が、シートを若干高めに調整し、しばらく走れば慣れ、いわゆるアメリカンSUVとしてのおおらかな乗り味に感激する。

雨や気温のせいもあり、瞬間的にずるっとリアが動き出すも、トラクションコントロールが瞬時に介入し事無きを得る。

 

シートは非常に硬質なレザー張り。カラーを含め、いいもの感に溢れたシート。中古車としては、若干使用感が見られるが、あくまでじっくり見ればの話。

セカンドシートにはほぼ使用感が見られない驚くほどのコンディション。居住性等の改善がきっちり見られる。

さすがにロングボディだけあって、サードシートの足元スペースは圧倒的に広い。日本人の一般的体型の大人が十分に過ごせる空間がある。

 

 

想像を遥かに超える高級SUV

 

 おおらかといっても、ふにゃふにゃとは全く異なり、必要な部分のシッカリ感は際立ち、乗り心地等のいらない硬さみたいな部分はほとんど感じさせない。そこに高級車としての質が詰まっていると感じるのである。

 

 ハンドリングやブレーキングは、2015年以降のフルモデルチェンジで圧倒的進化が加えられているせいか、まったく違和感なく気にならず、普通の感覚でドライブ可能なほど安心感が高い。

 

 中古車であるということだが、あえて聞かなければそれなりのヤレを確認することはほとんどなく、あえて注視すればフロントシートのレザーにうっすらとした使用感を感じることはできるが、あえてしなければわからないようなレベルである。だからこそBCDも直輸入したのだろう。

 

 運転していて、しばらくして思ったのだが、このデナリ関してあえて言うとすれば、フロントマスクのフェイス意匠だろうか。

 

 このフェイスを無骨で良いと感じれば、まず間違いなく納得できる車格と質の高さである。が、「でもね…」、と違和感を感じるなら、無難にエスカレードをお選びいただくのがよろしいかと思う。

 

 個人的には、あえてユーコンXLデナリをチョイスし、その存在感の高さをアピールしたいと考えるのだがいかがだろうか。

 

 なお、在庫車としてはもう一台ブラックがあったが、同時に見た印象を記せば、このホワイトがオススメだったように感じたのである。

 

セカンドシートまでを倒せばフラットで広大な荷室スペースが現れる。なお、これまで跳ね上げ式だったサードシートは、床下収納タイプとなり、利便性向上に一役買っている。

セカンドシートとサードシートは、パワーフォールディングシートとなっており、テールゲート横にあるスイッチにて電動操作が可能である。

  
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
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