2017 ダッジチャージャー デイトナ 392(DODGE CHARGER DAYTONA 392) vol.1

2017 DODGE CHARGER DAYTONA 392 vol.1
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 試乗記 TEST RIDE

 

爆発的瞬発力の持ち主だが毎日使える安楽さも魅力

2017 ダッジ チャージャー デイトナ 392(DODGE CHARGER DAYTONA 392)

毎日の相棒として積極的に使い倒したい

 

まだまだ新車で買える現代の名車、チャレンジャー&チャージャーの2台を乗り比べ。改めてわかる魅力を徹底調査。

 
2017年12月22日 文/椙内洋輔  写真/古閑章郎
 
 

アメリカでもMT車の価値が高まっている現代版マッスルカーの両雄

 

  今日本の市場で抜群の人気を誇る2台である。2015年型チャレンジャーSRT392と2017年型チャージャーデイトナ392。ともに6.4リッターV8エンジンを搭載した現代版マッスルカーであり、車両のベースとなるプラットフォームもほとんど同一。

 

 若干、チャージャーの方がホイールベースが長く、チャレンジャーにはMT車が存在し、そして2ドア、4ドアという違いはあれど、構成されるパーツの基本部分は同一である。

 

 ということで、改めてこの2台を眺めつつ、現代版マッスルカーの魅力を探りたい。

 

 ちなみに、上記2台は2015年にマイナーチェンジが行われデザインや機能面での変更が行われている。

 

 だがしかし、ライバルとなるマスタングは2015年でフルモデルチェンジを行い、さらに2018年モデルでさらなるマイナーチェンジが施された。同時に2010年とかなり後発に登場したカマロは2016年でフルモデルチェンジが行われ、一気に進化している。

 

 これらライバルを迎え撃つチャレンジャー&チャージャーはいかに。

2015年にフルモデルチェンジを受けグリル、ヘッドライト、バンパー、フェンダー、ボンネット、フロントドアといったほとんどのパーツが更新され新しいスタイルをまとうようになった。

旧モデルほどの爆発的人気はなくとも今回のような硬派なデイトナ仕様が登場すれば瞬殺で売れてしまうと言われている。実際にこの車両は売約済み。


 

  
 

絶滅危惧種たる大排気量NAエンジン

 じつは今回の企画を実現するにあたり、決め事としたのが392エンジン搭載車であるということ。

 

 個人的にも、さらにユーザー的にも、チャレンジャー&チャージャーの一番現実的なホットモデルこそが392という認識があるからである。

 

 もちろん、ヘルキャットやデーモンというとんでもないバケモノが存在することは認識しつつも、ある意味気兼ねなく特別感が味わえる存在は392だと本気で思っている。

 

 そしてその心は、ズバリ「大排気量NAエンジン」の魅力である。今やスーパーチャージャー武装にてパワーアップを図った車両がほとんどであるなか、6.4リッターV8NAエンジンは世界中を見渡しても相当レアな存在。正直、この部分だけでも「買い」である。

 

 ありきたりの言いぶんだが、この先ハイブリッドや電気自動車、さらには過給器をつけた小排気量車もどんどん増えていくなかで、これだけの排気量かつNAエンジンを持つ車両は皆無となっていくだろう。

 

 だからこそ将来的展望も含め、「長く乗るなら392」であり、高額自動車税という苦痛に耐え忍びながらも旧時代から続くアメ車ならではの醍醐味を味わってほしいと切に願うのである。

 

 それにパフォーマンスも現状で十分である。たとえばこれら車両にてサーキットを徹底的に走るとかドラッグレースに出場するとか、他車との競争を真剣に行いたいというのであれば別だが、日常的な足として使い、週末のドライブに使い、年に数回の長距離移動といった車両としての使い方であれば、実際にはその持てる力の半分もあれば事足りる。さらに所有しているだけでも十二分に優越感に浸れるはずである。

チャレンジャーよりも若干ホイールベースが長く、ボンネットラインが前下がりになっているのがよくわかる

組み合わされる6.4リッターV8ヘミエンジンは485hpを発生させ、最大トルク475lb-ftを発生させる。それを8速ATで駆動する。むき出しのエアクリーナーも雰囲気を高めてくれる。

フード上にはブラックの「HEMI」のグラフィックが描かれている。見えそうで見えない、見えなさそうで見える感じがステキだ。

 

 

 
 

基本ベースは同一であるものの…

 

 さて、こうした状況のもと同じ構成パーツを使用している車種とはいえ、2ドアと4ドアという違い。しかも見た目のデザインはまるで異なる。そのあたりはどうか。

 

 まずはチャージャー392である。この車両は、2017年に登場したデイトナモデルの392。ブラックを基調としたクールなスタイルがポイント。搭載される6.4リッターV8エンジンは485hpを発生させ既存の4ドアセダンとは一線を画すパフォーマンスモデルとして君臨する。

 

 このデイトナモデルは、同じく392エンジンを搭載する「SRT392」とは異なり、位置づけがワンランク下のR/Tベース。とはいえ、装備類が若干違う程度という意味であり、たとえばSRT392の方がキャリパーが若干大きいといった装備パーツ類の差である。

 

 それでも普段使いにおいては、十分なパフォーマンスであり、街中では他車を圧倒できる。そして何より392の咆哮が素晴らしい。

 

 シフトを「D」レンジに入れた瞬間のギアの入りの精度も高く、チャージャー自体の改良が年々進み品質感が高まっていることを確実に教えてくれる。

 

 世間的には、2015年以前の旧型チャージャーのデザインの人気が高いという話もあるが、筆者的には現行モデルの質の高さと大人びた品が素敵だと思うし、このデイトナブラックであれば、オールブラックの硬派な雰囲気を醸し出し、クラウンに乗るおじさんには決して出せない大人の色気に満ち溢れていると思うのである。

リアにも同様に。リアスポイラーもブラックカラーなので、全身オールブラック仕様となる。

インテリアは基本、ノーマルモデルと同様のデザインを用いているが、部分部分にスチールヘアラインのプレートが貼られているのが特徴。

2015年から新たに搭載されている8速ATは、新時代のアメ車らしく積極的なシフトアップとダウンを実現してくれる。パドルでの操作も可能。

  
 

MTがチョイス可能なチャレンジャー

 一方のチャレンジャーである。2015年においてフロントグリルとリアテールのデザインに変化をもたらしチャレンジャー第二章が始まった。世間的な評価もこの後期型のデザイン推しが多く、総じて人気モデルとして君臨している。

 

 今回撮影したモデルには8速ATが搭載されているが、チャレンジャーにはMTが存在するというのも大きな利点である。本気でアメ車道を極めるなら「チャレンジャーはMTで」という方は実際多い。

 

個人的にもMTのチャレンジャーは格段に面白いと思う一方でAT車で楽しく乗りたいという思いもあるから実際に購入する時は本気で迷うだろうと思う。今回は8速ATだったが、それでも雰囲気良く走りも良かった。

デイトナ仕様は、イエロー、レッド、ブラックとあるが、個人的にはイエローかブラックで迷う。イエローはマッスルカーとしての魅力を発揮し、ブラックは大人の品を漂わせる。それにしても392エンジンの音色にはうっとりする。

 

ブラックアルカンターラ・スウェードレザーのコンビシート。座り心地やホールド性も良好。疲れ知らずの快適シート。またセダンとして足元の広さも特筆もの。

後席スペースも上々。最新セダンほどの広さはないが、十分に使えるスペースである。

純正オプションとなる20インチハイパーブラックアルミホイールがボディとマッチしている。

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
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