2016 フォード マスタング コンバーチブル(FORD MUSTANG CONV.)

2016 FORD MUSTANG CONV.
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試乗記 TEST RIDE

 

スリークなボディが一層映えるオープンボディ

2016 フォード マスタング コンバーチブル( FORD MUSTANG CONV.)

優雅さと小気味よさが同居したアメ車ならではの存在感

 

マスタングのオープンモデルである。ボディは極めて強く乗り心地は快適であり、開けても閉めても楽しい存在だった。

 
2017年3月27日 文/吉田昌宏  写真/古閑章郎
 
 

素性の良いマスタングのオープンカー

 

   2016型のマスタングコンバーチブル、まずもって座った感じが最高である。フロントウインドーの長さや角度とダッシュボードとの関係性が絶妙でありオープンカーらしい開放感が味わえる。

 

 そのうえ、着座位置からの視界も良くボディ四隅の見切りがわかりやすいから、運転に気を使う割合がほとんどない。アメ車といえどもボディの取り回しで戸惑うことがまったくない。それでいてスタイリッシュなのだから、文句のつけようがない。

 

 シートに座り頭上の手動ロックを外しトップ開ける。その作業でざっと10秒。あっという間にオープンに。その動きの完成度はかなり高い。

 

 さらに手を伸ばすシフトの位置や触れたときの感触の良さ、シフトを動かしたときの動作感やインパネ周りの作り込みは、アメリカ的というよりは世界品質のそれであり、もはや「アメ車だから」と粗雑さを嘆くこともまったくない。

 

 くわえてステアリングの剛性感が非常に高く、先代マスタング後期から採用されていた電動パワーアシストのフィーリングも違和感なく自然な切れ味が好ましい。またブレーキのタッチと剛性感がこれまた非常に高く、これまでのアメ車では体感したことのない欧州車フィーリングである。

 

 ちなみに、このマスタングはアメリカ本国のみならず、ドイツやイギリスといった欧州でも超人気モデルとしての実績を積んでいる。

 

 実際、ドイツでは一時月間販売台数でポルシェやベンツ、BMWアウディ等を押さえてマスタングがナンバーワンだったこともあったほど。まあ価格帯の違い等はあるのだろうが、世界中にファン層を広げているのは間違いない。

 

 搭載されるエンジンは、2.3リッター直4エコブーストエンジン。314ps、最大トルク44.3kg-mを発生させ、6速ATと組み合わされる。このエンジン、想像以上にレスポンスが良く、瞬間的な加速力では旧V8モデルを凌ぐ感触が味わえる。

 

 

現クライスラー200系のデザインをまとい、フロントマスクやウインドー周りにメッキパーツを取り入れるなど、スタイリッシュさを追求した新型パシフィカ。フロントからの見た目に野暮ったさは微塵も感じない。

リア周りはシンプルな形状。既存のアメリカ車は常にリア周りはシンプルである。

写真は旧タウン&カントリー。パシフィカはこのタウン&カントリーのモデルチェンジ版であり、あえて名前を変え新たなミニバン像を打ち立てるべく新開発されている。

 
  
 

 エコブーストの良さが逆に垣間見える

  気になる直4フィーリングは、サウンドチューニングも行われているから感覚的な部分でも難はなく、「V8、V8」と騒がなければ、これはこれで非常に楽しい乗り物である。

 いわゆるマッスルカー(大きく重いものを大パワーで加速させる)としての醍醐味は減ったかもしれないが、スポーティカーとしては十分以上に速く期待以上に楽しい。

 と同時にオープンとしたことで、サウンドのダイレクト感が増し、ただ速く走るだけでは得られない、別の楽しみ方が待っている。

 フル4シーターのオープンだから、2シーターでは味わえない開放感に満ちており、乗り心地が締まっていながら当たりが柔らかい。風の巻き込みも想像以上に少ないから、サルーンのような快適さと心地良さで満たされている。

 

 

 

インパネの質感は十分に高く、装備品の豊富さにも満足感は高い。加えてステアリングやシフト操作の硬質感等、世界基準の品質に溢れている。

組み合わされる6速ATにはパドルシフトが組み合わされる。マニュアルモードを使うためにはシフトレバーを「D」から「S」に切り替える必要がある。

コンソール頭上にある幌を開閉する電動ボタン。

 

 
 
 

 一粒で二度美味しいクルマ

 

   実際に乗って走ると、キャビン後方からの風の巻き込みは多少はあるものの(これぞ4シーターオープンカー)、顔の周りに不快感がないのが素晴らしく、これなら「いつでもオープン」が可能だし、逆にオープンにすることを積極的に選ぶだろう。

 

 それに4シーターオープンならではの優雅さ。2シーターオープンは何故か速く走ることを求められるが、4シーターはのんびり優雅に落ち着いた振る舞いが求められる。。

 

 この現行マスタングは、先代マスタングのようなデザインに無骨さが微塵もない。美しいボディラインが4シーターオープンの優雅さに洗練さを加えてくれる。まさしくプレミアムな存在。

 

 一方ソフトトップを閉めた状態でも走ってみたが、これまた非常に秀逸。静粛性も高く、ボディ剛性も高いので、気になる低級音は微塵もなく、慣れればオープンであることを忘れてしまうくらいの完成度。

 

 ちなみに、クローズド時に外から見たボディのシルエットも非常に良好。軽快感とバランスの良さを両立したシルエットを形成していると思う。

 

 言い古されているが、オープンカーとは一粒で二度美味しいクルマである。マスタングコンバーチブルは、まさしくそういうクルマだった。上質かつ洗練されており、オープン時とクローズド時の車体の変化が非常に少ない。

 

 それでいて美しいフォルムと迫力あるマスクは健在なのだから、速さだけを求めないマスタング好きであるならば、積極的にコンバーチブルを選んでみてもいいと思う。

 

 

 

 

搭載されるエンジンは、2.3リッター直4エコブーストエンジン。314ps、最大トルク44.3kg-mを発生させ、それに6速ATが組み合わされる。想像以上にレスポンスが良く、これまでのようなトルクフルなアメリカンなエンジンというよりは、回転の上昇によりパワーを稼ぎ出す現代的なユニットだ。

ツートーンのシート。シートヒーターも付き、快適性を高めている。

純正の18インチホイールは、非常にスポーティなデザイン。


 

 

 BCDならではの情報量がユーザーを救う

  この車両を販売しているBCDでは、すでに2015年に登場した現行マスタングを30台にも及ぶ数の現行マスタングを扱ってきている。取材当日も売約済のブラックのコンバーチブルが納車待ちをしていたし。

 

 そういう意味では数をこなしている分だけ情報量や整備量が違うし、常に最新モデルを扱っていることもあって、同時に常にフォードの最新メカニカル内容にも触れているから購入後の安心感が全く違う。

 

 フォードの日本市場撤退後、フォード車を扱う業者が一気に増えたというが、同時に整備ができないにわかショップが増えたことで泣いているオーナーさんも出てきているという情報が多数寄せられている。

 

 そういう意味では、BCDの整備力は群を抜いており、数をこなしている情報量の質でも圧倒しているのである。

 

 一方で、こういった並行の車両を最初から購入候補として検討している方々にとっては、ディーラーとかショップとか、そういった表向きなことよりも、直接ショップに出向いて自ら感じたフィーリングも大切なはずである。

 だからもし可能ならBCDへ直接出向いて生の情報を入手してみるのもいいだろう。ただし、直接モノを見て、話を聞いてしまったらBCDの安心感とともに確実に欲しくなってしまうから注意が必要である。

 

センターコンソールは全般的に使い勝手は良好。写真左下の赤いボタンがエンジンのスターターボタン。また各部のスイッチ類や手に触れる各部の質感や硬質な印象は、「これがマスタング?」と言わしめるほど、良くなっているし、世界的にも絶賛されている。

キャビン後方からの風の巻き込みは多少あるものの、顔の周りに不快感がないのが素晴らしい。まだまだ肌寒い3月15日が取材日だったが、足元にヒーターを入れ、シートヒーターを同時に使用することで、快適なオープン走行が可能だった。肌寒い日のオープン走行も意外にオツなものである。

 

 

 

 

 
 
 
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